世界 [雑感]
自分の世界って大事だと思う。
その反面、とても危ういものだとも思う。
頭の天辺から爪先まで、その箇々に至るまで自分の世界。
見えている色、形、感情全て、その人その人で違うんだ、と思う。
だけど、たまに、押しつけてしまう。エゴイスティック。
自分が赤に見えているものは、きっと相手にも赤に見えていて。
自分がダイアに見えているものは、きっと相手にもダイアに見えていて。
自分が痛いと感じたものは、きっと相手にも痛いのだと。
そうとは限らないのは重々承知しているはずなのに、タイミングによってそれを忘れてしまう。
そして無用な言葉を発してみたり、無用なことをしてしまったりする。
あとで気づいて自己嫌悪。
そしてそれを取り消そうとするけど、一度放ったものをリセットできるわけもなく。
足掻いて、余計上塗りも多々。
さらに自己嫌悪。
自分の世界が無いと、芯のない人間になるように思う。
でもそればかりだと、誰かを不意に傷つけてしまうことだって起きる。
何事も一長一短ですな。
もっと熟慮して言葉を放つ人間になりたい。
毎日推敲しろっつーことか。
難しいね。
2010-10-16 20:12
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読書とゲーム [雑感]
おすすめの本をゲットすべく、先日天神のジュンク堂へ。
ゲットしたのは8冊(その殆どが江戸川乱歩という…笑)
上中下巻なのだけど、最後まで読み終える自信が買う前からなかったので(駄目)上巻だけゲット。和訳した人の名前をみて、うっかり元巨人の江川さんを思い描いてしまった。
今一生懸命読み始めているが、いやぁ…すでに逃げ腰。笑
「、」の多い文が嫌いなのだというコトを明確に覚えた。
錆びる心(著:桐野夏生)のときにも「、」ばかりで「。」のない会話をする男が出てきたが、あれで気づいた。句点ばかりの会話はしんどい、と。アタシの読むテンポに合わなさすぎて、鬱陶しくなる。笑
この罪と罰はまさにそんな感じ。おまっ、もちっと短くいけよ!的な?
とりあえず…罪と罰を読み終えたあとで解説書を読むと新発見があって面白いよ、と追加情報までもらったのでここは頑張るしかないよね。でも、やっぱり苦手なもんは苦手だよね。笑
そんなわけで、罪と罰と平行して、江戸川乱歩を貪るように読むのです。
人間椅子 江戸川乱歩ベストセレクション(1) (角川ホラー文庫)
- 作者: 江戸川 乱歩
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/24
- メディア: 文庫
早い話、装丁に惹かれて買った、というのが一番最初の動機であります。
シリーズで今8くらいまで出てると思う。ベストセレクション。
1,2,4は去年くらいに買っていたのだけど、最近また乱歩さんが読みたくなったので、追加でゲット。3と5~8。今、3の屋根裏の散歩者を読んでおります。
相変わらずこの人の文体は淫靡だなぁと思う。なんというか、素敵なのです。恐怖感を与えるのが淫靡さで匿われているっつーかなんつーか。巧く言えないけど、いいんだわよ、本当に。乱歩シリーズはアタシと相性がいい。むん。
で、こちらはたまたま見つけた、恒川さんの本。
「夜市」を読んで以来、大好きです。世界観と文体がとってもいいのです。あーたまらん。
そんなわけで、読書週間です。
そしてMHP2ndGも地道に進めているのです…
引きこもり万歳な秋になりそうです。笑
2010-10-16 12:20
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