秋の気配

　
　随分と涼しい1日でしたなぁ。
　今なんてあのエアコン愛好家kumaですらエアコンoffで過ごせるほどの快適さ。
　やっぱり涼しいのが一番やわ～。
　このまま涼しくなるといい。もう暑さの応酬はいらん。
　
　いいこ、と言われることが苦痛だと感じるときがある。
　ということは、もちろんそれを言われてうれしいときだってある。
　ある人が紡ぐいいこ、はとてもやさしい。
　頭を撫でられた気分になる。
　唯一、がんばっていることを褒めてくれるひと。
　一番よくみてくれているひと。
　その人に紡がれる、いいこ、は特別だと思う。
　それ以外の人に紡がれるいいこ、はとても悲しい。
　上辺だけの言葉。なにをもってそういうのか、糾したくなるときがある。
　何をみたのか、何を基準にしたのか、教えて欲しいと思う。
　いいこ、は違う人のボーダーを満たしたからであって、アタシの何かを満たしたからじゃない。
　いいこ、なわけないじゃない。
　その言葉を紡ぐなら、もっとちゃんとみてから言って欲しい。
　別にみて欲しくもないけどね。
　
　言葉に敏感な最近。いや昔からか。
　
　誰かに頼れないのは、とても強い人だからですか？
　それとも頼れないほど、とても臆病だからですか？
　
　もらった質問は、何かを抉った。
　傍から見ていると、とても強い人に見えるのだそう。
　強いのかな。弱いのかな。自分じゃわからない。
　こうやって生きてきた、それを覆せないだけの不器用なだけだとも思う。
　単に強いだけかもしれない。
　でも臆病なのは否定できない。
　昔から、甘えることが苦手だった。
　それが大切だと思える人であればあるほど、甘えられない。
　どうでもいい相手なら、某できるんだろう。
　大切だと思える人に、アタシのためになにかをしてもらうことがとても負担だと思う。
　アタシが何かをすることはいい。それはとても幸せだと感じられるから。
　でも逆は辛い。イコールではないはずにしろ、困らせることだと思う。
　それが、誰かに頼ることができないことにもつながってるんだろう。たぶん。
　困る顔を見るのはとても怖い。
　言葉や感情に敏感な分、敏感であることで痛くないように、いろんな部分で避ける癖がついただけかもしれない。
　頼る、ってなんですか。
　甘えるって、なんですか。
　考え出すときりがないから、考えないようにしよう。
　
　明日は美容院と呑みだ。
　歌でも唄いに行って、日頃の鬱憤を晴らすべし。
　
　秋の夜長は、物思いに深けやすいね。