猫

　
　素直に寄り添う陰　全てを疑う侭
　温度を委ね合っても　埋まらない猜疑
　全部を塗り潰して　忘れられるなら
　いくらでも甘い言葉で　惑わせてよ

　「許してあげる」　言葉になぞって　翳りを増す
　君の言葉が本当なら　どれだけでもいいのに
　温かいはずなのに　心　氷点下
　想いと思考が交錯して　狂しくなるよ
　
　耳の奥　軀の奥　届く振動　衝きあがる
　真っ白い世界　ずっと続けば　いっそのこと
　願えど望めど　一瞬で現　何故も谺
　
　鏡越しのFAKE　知らない誰　笑って泣いて
　切れかけたインクの様　掠れた心　繕えない
　
　素直に寄り添う陰　全てを疑う侭
　温度を委ね合っても　埋まらない猜疑
　全部を塗り潰して　忘れられるなら
　いくらでも甘い言葉で　惑わせてよ

　「許してほしい」　言葉になぞって　届くように
　この言葉が本当なら　どれだけでもいいのに
　温かいはずなのに　心　氷点下
　想いと思考が交錯して　可笑しくなるよ

壊れた・・・

　
　お気に入りのピアスが壊れた…
　手に虫がついてる？！と思ったら、ピアスの石がもげていたというオチ。
　哀しすぎるよ…はぁ。
　
　そんな今宵、先輩と帰り一緒になり、相談大会。
　楽しかった。哀しかったけど、楽しかった。（なんじゃそら）
　隣の芝は青い。それが羨ましくて仕方ない。そんな話ばかりしてた。
　毎度答えのないような相談ばかりしてごめんなさい。笑

　で、眠れないナウ。
　身体も心も色々と疲弊しているはずなのだが眠れない。
　なんかすんげーいやなスパイラルにまた脚を突っ込んだか、と訝しむ。むぅ
　
　特異であることに憧れる反面で、フツーであることを羨んでしまう。
　すごく、すごく自分が中途半端な位置にいるんじゃないかってぐらつく。
　こんな自分を好ましいと思ってくれている人がいる時点で、捨てたもんじゃないんだろうって必死で縋り付ける。なんなんだろうね。無い物強請りを繰り返して、自分を見失うって言うのはこういうことなんだろうな。しっかりしろって叱咤する陰で、もうがんばるのをやめればと投げ出す自分もいる。
　面倒すぎる。なんなの一体。
　情けない。
　あかーん。いかんわ。こんなんじゃ。
　自分で自分を見捨てないうちに、足に力入れないとね。
　
　明日も仕事だ。
　早く、ねよう。