ちょっと待て。 [狩人]
休日は狩人と決まっております、kumaです。
同僚がアタシの誘いを受けて、PSPとモンハンをゲット。
これは追い越されてはいかん、負けられない、と意気込んだ昨今。
調子に乗ってクエストに挑み中。
その中のひとつに、雪山に自生しているらしい雪山草を15本集めてくる、という採集クエストがあった。
討伐、とか捕獲、とか戦う系クエストじゃあない。
ただクエストのタイトルが「油断は禁物…?!」だったあたり、怪しいなぁとは感じていた。
でも、まぁ、クリアしておかねばだし、草15本集めればOKならどうにかなるだろうと。依頼主の村人も「ちゃっちゃと採ってきてよ~」なんて軽い調子で依頼してきやがるあたり、さほど大したこと無いだろう。今まで苦労してきたドスギアノスとかドスファンゴとかも今では随分と楽に狩れるようにきた。成長した。ちょっとやそっと囲まれたって怖くない。でも流石にドス~の付く中級?モンスターに囲まれたらちょっとやばいかもなぁ、なんて思いつつ…それでもどうにかなるさ!の勢いでクエスト開始。
さ。
15本集めるわよ、と。
山に登って(崖のぼり)、雪に埋もれるトレジャーをゲットだぜ!
って、…草が生えている、雪塗れの山に辿り着いたら、なんだか予想外のヤツがいる。
え。
今まで闘ってきたやつに、こんなでかいの居ませんけど。
こんな4本足で、仕舞いには翼っぽいやつついたの、覚えがありませんけど。
お前、なんでいるんだよ、ティガレックス。
とりあえず、呆然。
狩人に有るまじき隙の魅せ具合。
遠目に視て、でかい。というか怖い。
明らかに強そう。明らかに死にそう。うっかりしなくても喰われそう。
ここは大人しく、こっそり草を集めて帰ろう。
×ボタンで屈んで、ゆっくり動こうとした瞬間。
オトモアイルーが真っ向勝負に出やがった。
ばっ!バカかおまえーーーーーーーー!!!!!
タル爆弾投げつける、切りかかる、でもどれも届かず、一蹴されてお陀仏。
仕舞いにはしっかり忍んでいたkumaまで見つかる始末。
しかもアイルーの動きに目を奪われていて、逃げる体勢に入るまでが遅れた。
ティガレックス、眼前、跳んだ。
1回の当たりで体力ゲージの3分の2、持っていかれた!????
もうパニックの到来。右も左もわからない。とりあえず緊急回避を繰り返すけど、一向に逃げれる気配が無い。と思ったら、雪山の壁に向かって回避していた。それは逃げられんだろう。
ああ、もう!とどんな開き直りをみせたか、一太刀も返せぬまま死ぬわけにはいかん、と…オトモ見習って真っ向勝負。太刀抜いて、鬼人化するも、ダメージ与えた形跡無く。
敢え無く、力尽きました。
草1本も納品できず。
PSP握ったまま茫然自失するとは思わなかった。
タバコ咥えて、ふぅと一息。
とりあえず、アレだ。
仕切り直そう。(=PSPの電源入れなおし:卑怯とか言わない)
今度こそ、と再挑戦。
軽い口調で依頼してきた村人に対する怒りは忘れよう。
うっかり先制攻撃仕掛けたオトモアイルーの行動も目を瞑ろう。潔いと褒めてやろう。
でもな、負け戦は挑むもんじゃねえ。(明らかにレベルが違いすぎる)
クエストに出る前にアイテムを確認。
強走剤、モドリ玉、閃光弾。
今ある手内のアイテムで揃えた、逃げるためだけのアイテム。
はっはっは。逃げるが勝ち、を地で行く戦法。
クエスト開始(テイク2)
なんかティガレックス視たら、ドス~のモンスターもただの足軽くらいに思える。
よし。
とりあえず、さっきと違うルートで行こう!
と、思ったら、嫌がらせのように氷で阻まれて通れない…
爆弾とか持ってきてねぇし。(逃げる気満々のため)
仕方なく、さっきと同じルート。
嗚呼、居ないといいな。今度は違うエリアに居るといいな。
やっぱり、居た。
泣くかと思った。2度目の出逢い。
×ボタンで屈む。匍匐前進準備万端。
オトモも今度は静かだ。
ヤツが陰に隠れるように動くと同時に、一歩一歩抜き足差し足。
ヤツが別のエリアに消えたのを確認してダッシュ!
いかにも特別な草が埋まっています、と言わんばかりの辺りを探す探す。
雪山草、ゲット。でもあと12本…と、遠いわ、目的達成。
いそいそとエリア移動。
居ませんように!
居ないと信じて、隣に移動。
そしたらギアノスだらけで、飛竜の気配なし!
うぉぉぉぉ!今がチャンスだ!奴らを狩れ!狩ってからゆっくり草を集めるぞー!
慣れた手つきで討伐。
モンスター放置して草探しなんてしてたら後ろから襲われるからね!
憂いを消してから、採取しよう。
ギアノスを一掃して、さぁこれから草集め、とダッシュを始めた瞬間、頭上が暗くなった。
悠長すぎた。
そのまま逃げる。
草集めが目的でなく、命を延ばすためだけに逃げる。
隣のエリアが楽園と言わんばかりに。
なのに。
逃げ込んだら、いつもはそのエリアに居ないはずのドスファンゴに激突を食らう。
そして、地獄に戻される。
(激突→吹っ飛ぶ→逃げたはずのエリアに戻される)
狩りの世界は予想外だらけです。
逃げるために携えたアイテムも、使うという考えが起きない。
しかも使う余裕すらない。選んで□ボタン押す前に、確実に死ぬ。
とりあえず、最期までこの調子で書くと延々続くので、結果。
2度目のトライでクリアはできました。
15本目の草が手に入らないと嘆いて、心折れそうでしたが、意外な場所で発見できた幸せ。
なぜかモドリ玉を使う発想がなく、泣きそうになりながら山を下ったアホ。
色々と堪えたクエストになりました。
これで密林のイャンクックに勝てるのだろうか。
ヤツもでかいし飛ぶ。どうしたらいい…おおお。
モンハン初心者大募集。
そして師匠が欲しいと切に願うビギナーでした。
ホントにアタシ、G級ハンターになれんのか???
2010-02-15 22:16
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